博士(心理学)、オレゴン州認定カウンセラー、認定EMDRセラピスト、認定プロセスワーカー
トラウマ、不安、うつ、異文化コミュニケーション、人間関係、アジア系アメリカ人や移民のアイデンティティ、夢や夢分析
上智大学大学院 心理学修士。小川 捷之先生、河合隼雄先生、大場登先生ら、主にユング派の指導を受ける。修士号取得後、順天堂大学医学部精神医学教室の助手として、様々な悩みやバックグランドを持つ方たちへのカウンセリングや心理検査を行うほか、研修医の教育にも携わる。
その後1998年、プロセスワークを学ぶためアメリカオレゴン州ポートランドに移住。2004年に認定プロセスワーカーとなる。以降、ポートランドにオフィスを構えカウンセリングやスーパービジョン(学生の指導)を提供。
プロセスワーク・インスティチュート、メリルハースト大学で教鞭をとり、プロセスワークや心理学を教えた。また日本、ロシア、ドイツ、タイ、ブルガリアなど国際的に心理学のクラスやトレーニングを行い、日本とロシアではプロセスワークの公式プログラムを立ち上げる。
異文化コミュニケーション、移民/文化変容、人種・民族マイノリティに関わる問題についても長年関心を寄せており、2015年、セイブルック大学よりアジア系アメリカ人に対する人種差別的マイクロアグレッションの心理的影響についての論文で博士号を取得。また国際協力や人道援助活動にも寄与しており、JICAから専門家として派遣されバングラデシュのストリートチルドレンのための施設の職員にカウンセリングのトレーニングを行ない、ジャパンプラットフォームの支援を受けてロヒンギャ難民キャンプでトラウマ・インフォームドケアについてのトレーニングを実施した。
現在はトラウマに目を向けることの必要性を感じ、プロセスワークに限らず、EMDRや愛着理論など様々なアプローチを取り入れている。カウンセラーとしての30年の経験を、現在は特にトラウマ、うつ、不安、夢、人間関係の分野に注ぐ。
2023年初めに夢についての本、「夢は分析しなくていい」を出版予定。
カウンセリングは、クライアントとカウンセラーがチームを組んで行うもの。大切な心の問題を一緒に取り組むのですから、相性の良いカウンセラーとチームを組みましょう。花カウンセリング&コンサルティングのカウンセリングスタイルについてお伝えしたいと思います。
花カウンセリング&コンサルティングは、あなたの話に深く耳を傾けます。心理的な安全性を第一とし、話したくないことまで話すようにと促すことはありません。お話いただいたことに価値判断もしません。伺う悩みの根幹を検討します。それは現在の環境に起因するかもしれませんし、ご両親との関係やいじめなど過去の体験に由来しているかもしれません。またその悩みが、あなたを新しい生き方に向かわせようとしている可能性も考えます。1回目、もしくは2回目のセッションで仮説と治療のプランをお伝えし、あなたと相談しながらプランをより良く修正します。
仮説や治療プランの共有は、あなたを問題解決に取り組むチームメイトと考えているからです。花カウンセリング&コンサルティングは心理を専門にしていますが、あなた自身の専門家はあなたです。カウンセリングの全プロセスを通じて、仮説や提案、時には迷っていることも含めて率直に伝えていき、あなたの考えやフィードバックを真摯に受け止め、共同作業としてカウンセリングを進めていきます。花カウンセリング&コンサルティングの役割は、あなたの中の癒しや成長の力を伸ばして、最終的にはあなた自身で様々な問題を解決できるように援助することです。そのために、あなた自身にもカウンセリングのプロセスに積極的に参加していただきます。
カウンセリングには論理的で科学的な部分と、直感的で創造的な部分があります。花カウンセリング&コンサルティングは双方をバランスよく扱い、現在の心理学理論に基づきながらも、創造的なカウンセリングを提供します。
2015年セイブルック大学博士課程心理学博士
2018年認定EMDRセラピスト
プロセスワークインスティチュートファカルティ
メリルハースト大学非常勤講師